伯友会

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伯医会

第29回 六甲伯医会懇親会のご案内(第2報)

各位

2018年(平成30年)に第28回伯医会懇親会を第4回六甲伯医会・伯歯会合同懇親会として開催して以来、3年余に及ぶコロナ禍その他諸事情により、長らく伯医会を開催できませんでした。

今年は6年ぶりに開催することといたしました。先輩・後輩にかかわらず、気楽な雰囲気の中での楽しい語らいの会ですが、今まで以上に思いきってカジュアルな会といたしますので、皆様気軽に参加してくださるようお願い申し上げます。

日時:令和6年6月15日土曜日 18:00~

場所:Santo Bevitore(サント ベヴィトーレ)

神戸市中央区下山手通3-10-2

ファルマシアントアロード202

078-945-7765

会費:1万円(当日お支払いください)
近日中に正式に出欠の案内状をお送りいたします。
この件のお問い合わせは、34期 大加戸彰彦までお願いいたします。

六甲伯医会 会長 34期 大加戸彰彦
幹事 36期 岩崎 幹季
前会長 32期 井尻慎一郎

第29回 六甲伯医会懇親会のご案内(第1報)

各位

2018年(平成30年)に第28回伯医会懇親会を第4回六甲伯医会・伯歯会合同懇親会として開催して以来, 3年余に及ぶコロナ禍その他諸事情により,長らく伯医会を開催できませんでした.

今年は6年ぶりに開催することといたしました.

先輩・後輩にかかわらず、気楽な雰囲気の中での楽しい語らいの会ですが,今まで以上に思いきってカジュアルな会といたしますので、皆様気軽に参加してくださるようお願い申し上げます.

 

日時:令和6年6月15日土曜日 18:00~

場所:未定(三宮周辺のレストラン)

会費:1万円前後

 

詳細は決まり次第,第2報として後日このホームページでお知らせし,4月以降に郵送などで正式に出欠の案内状をお送りする予定です.

 

この件のお問い合わせは、34期 大加戸彰彦までお願いいたします.

 

六甲伯医会 会長 34期 大加戸彰彦

幹事 36期 岩崎 幹季

前会長 32期 井尻慎一郎

連絡先  おおかど循環器科クリニック 大加戸彰彦

電話 078-855-9151  FAX  078-251-5033

メール aki-ohkado@ohkado-heart-clinic.com

第4回六甲伯医会・伯歯会合同懇親会に参加して

日時:
2018年7月14日(土)
場所:
ポートピアホテル本館29階「聚景園」
参加者:
伯医会 24期〜60期 10名、75期 学生1名
伯歯会 20期〜63期 21名
来賓 古泉肇校長先生、畑原勝巳先生(36期)、養護教諭の曽川笑子先生

この度、7月14日(土)に第4回六甲伯医会・伯歯会合同懇親会(第28回六甲伯医会, 第9回六甲伯歯会)がポートピアホテル本館29階「聚景園」で開催されました。

当日の出席者ですが、伯医会は24期から60期の10名の先生方ならびに75期の学生1名、伯歯会は20期から63期の21名の先生方が参加され、六甲学院からのご来賓として古泉肇校長先生、畑原勝巳先生(36期)、そして養護教諭の曽川笑子先生がお越しになられました。

懇親会は伯医会会長の大加戸彰彦先生のご挨拶と伯歯会会長の高端泰伸先生のご挨拶と続き、六甲学院の古泉肇校長先生のご挨拶と伯歯会20回生の寺延治先生の乾杯のご発声で開宴しました。

その後は、卒業生によるユーモアに富んだ自己紹介が順に行われ、歓談の後、集合写真を撮影しました。懇親会は終始和やかな雰囲気でした。

私自身は、六甲卒業後は、なかなか足を運ぶ機会はありませんでしたが、今春の開業をきっかけに六甲の検診に行ったのがきっかけでした。

実のところ卒業後を振り返ると色々な場面で、六甲OBの方々には助けて頂いており感謝の念は筆舌に尽くしがたいです。幸い診療所も六甲から近いので今後は、伯歯会一員として母校での歯科検診や、有志の先生方によるアメリカンフットボール部とラグビー部のマウスガードの作製などに参加して行きたいと思います。

最後になりましたが、この度の六甲伯医会・伯歯会合同懇親会開催にあたりお世話になりました幹事の先生方に厚くお礼申し上げます。

(60期 松浦亘)

六甲伯医会報告

7月1日に六甲高校出身の医師の懇親会六甲伯医会に参加しました。古泉校長の挨拶に始まり、イタリアンレストランの「キズナ」(32期の井尻先生お勧めのお店です)で美味しいイタリアンとワインを頂きながら皆で楽しい時間を過ごさせて頂きました。古泉先生の話をお聞きするに、現在の六甲高校は私がいた頃よりもずっと進学校として名を轟かせているようで卒業生として誇らしく思いました。

今回の伯医会には初めて参加される先生がたも多くいらっしゃいましたが、同じ学び舎で学んだ共通の価値観を共有出来ているからか、元々面識のない先生でもすぐに打ち解けて話を出来るのが伯医会ならではだと思いました。意外なところでお付き合いのある先生がいらっしゃったりして世間の狭さと人と人の繋がりの面白さを改めて感じました。

ひとしきりディナーを食べた後に、若い先生がたから順に自己紹介と近況報告、母校への思いを語って頂きました。六甲出身のドクターという共通のバックグラウンドはあるものの、それぞれ個々人の性格や六甲以外で置かれた環境などが当然違うため、六甲出身という要素と個々人の要素の線引きが難しいなと(もちろんその必要性も乏しいのでしょうが)思いましたが、強いて最大公約数的な共通項を挙げるとすれば、内科系よりは外科系(特に整形外科)の先生がたが多い、反骨精神豊かな先生が多い、患者さん思いのいい臨床医であることが容易に察せられる、といったところでしょうか。

最後に最高齢の12期の西山章次先生が「今日みんなの話を聞いていて六甲精神という言葉を多く聞いた。今まであまり意識せずにいたので新鮮だった。我が母校はそういうものなのかと改めて思った。」と淡々とおっしゃられているのをお聞きして、その飾りのない真摯な言葉に感銘を受けました。西山先生の時代にはひょっとするとまだ言葉としての六甲精神というものはそれ程なかったのかもしれないですが、六甲精神の源である初代校長の武宮隼人先生の薫陶を我々よりもずっと濃厚に受けておられるのは想像に難くないだけに逆に凄みを感じました。

西山先生のお話をお聞きして、司馬遼太郎の「峠」の一説を思い出しました。

「幕末期に完成した武士という人間像は、日本人が生み出した、多少奇形であるにしてもその結晶のみごとさにおいて、人間の芸術品とまでいえるように思える。しかもこの種の人間は、個人的物欲を肯定する戦国期や、あるいは西洋にはうまれなかった。サムライという日本語が幕末からいまなお世界語でありつづけているというのは、かれらが両刀を帯びてチャンバラをするからではなく、類型のない美的人間ということで世界がめずらしがったのであろう。また明治後のカッコワルイ日本人が、ときに自分のカッコワルサに自己嫌悪をもつとき、かつての同じ日本人がサムライというものをうみだしたことを思い直して、かろうじて自信を回復しようとするのもそれだろう」

私自身も「六甲精神」というロマンティシズム溢れる言葉にただ甘えるのではなく、己自身がより輝くことで六甲の教育とはこういうものだと察せられるくらいにならないといけないと刺激を受けました。

今回、大歳先生の幹事辞任に伴い若輩ながら幹事職を拝命しました。まだ何をしてよいやら分かりませんが、自分の周りの六甲出身のドクターには参加するよう声を地道にかけていっていこうと思います。在宅医療、緩和医療の尊敬する先輩でもあり仲間でもある、関本クリニックの関本剛先生(52期)と同時に就任させて頂くこととなったので、若手二人で今後力を合わせて新しい風を吹き込んでいきたいと思っております。私の同級生の山田ルイ53世のファンが多くいらっしゃったのでいつかゲストで呼べたらいいなと考えております。

24期の西林保朗先生から伯医会開催当初のお話をお聞きしました。六甲の卒業生で同じ分野に進んでいる人間が集って忌憚なく語り合える貴重な場を作って頂き改めて感謝の念を感じました。先人の先生がたに作って頂いた貴重な場を今後もいい形で後輩の先生がたに引き継いでいけるように長期的な視点で見て考えていきたいと思っております。まだまだ若輩者の身でございますが、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

思い付くままの駄文雑文、失礼しました。最後まで読んで頂いた方々の御多幸御健勝をお祈りしつつ末尾としたいと思います。

岩本診療所 こうべ往診クリニック 院長 岩本 善嵩

第27回 六甲伯医会のご案内(第二報)

新緑の候、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

第27回六甲伯医会懇親会の2回目のご案内をさせていただきます。

先輩・後輩にかかわらず、気楽な雰囲気の中で親睦を図れる会ですので皆様ふるって参加してくださるようお願い申し上げます。

日時:平成29年7月1日土曜日18:00~
場所:神戸イタリアン KIZUNA(キズナ)
〒650-0001 神戸市中央区加納町4-3-14 高木ビル2F
(JR三ノ宮駅北側の但馬銀行 西隣のビルです)
TEL 078-331-1626
会費:12,000円(医学生および医師1年目は6,000円)

参加の返信は,35期石川宛メール(ishikawa-uro@nifty.com)または
FAX:078-919-1133,あるいは六甲伯医会メーリングリストまでお願いいたします。
参加の場合は、メールかFAXに「参加」とお書きいただき、六甲の期数とフルネームをお知らせください。
勤務先や住所、メールアドレスなどに変更があるときはその旨をお書き添えください。
不参加の場合も伯医会メーリングリストに返信していただければ助かります。

参加の場合は、会費の12,000円(医学生と医師1年目は6,000円)を下記の口座にご自分のお名前の名義でお振込みください。
名前の前に六甲の期数を記入してください(例えば「36 イワサキモトキ」)。
振り込みを確認して出席とさせていただきます(振り込み料は各自でお願いいたします)。なお,キャンセルの場合は前日までに石川までご連絡いただければ、後ほど振り込み料を差し引いて返却いたしますが、当日キャンセルは返却できかねますのでご了承ください。

振込口座: 但馬銀行 神戸支店 普通口座 口座番号 9834404
名義:オオカドアキヒコ
※準備の都合上、返信を6月15日までにお願いいたします。

連絡先:〒673-0870
明石市朝霧南町1丁目165-5朝霧KMビル5F
石川泌尿器科 石川二朗(35期)
TEL:078-919-1112 FAX:078-919-1133 
e-mail:ishikawa-uro@nifty.com

(六甲伯医会メーリングリストにまだ参加されておらず参加希望の方は32期井尻までご連絡ください e-mail: d@ijiri.jp)
六甲伯医会 会長 34期 大加戸彰彦
幹事 35期 石川 二朗
36期 岩崎 幹季
45期 大歳健太郎

第26回伯医会報告

本年6月11日,32期井尻慎一郎会長のもと,毎年恒例の伯医会懇親会が,神戸三宮にある中華料理店「チャイナモダン リャンヨウ」で開催されました。

第26回伯医会

第26回になる今回は,日程等の関係で参加者が例年より少なめでしたが,古泉肇校長先生にもご臨席いただいて,楽しいひと時を過ごせました。

ご多忙中参加していただいた会員の皆様方には,厚く御礼申し上げます。

私は13年前に神戸に帰ってきてからはほぼ毎年のように参加し,3年前に当時の井尻代表幹事が会長に就任してからは代表幹事を拝命し,他の幹事とともに,伝統を絶やさぬよう毎年続けてまいりました。

そしてこのたび,井尻会長が会長職を勇退され,本年から不肖ながら私が会長職を仰せつかることとなりました。

医師という仕事は,開業医,勤務医,研究医,さらには医療行政にいたるまで,科目による専門や地域での役割が多岐にわたることから,お互いの連携が極めて重要で,それが自らの仕事を潤滑に行うのみならず,何よりも患者さん,そしてひいては社会のためになります。

こうした連携を担う医師のネットワークは,卒業大学や出身医局,そして医師会が代表的ですが,高校の医学部出身者のネットワークとしての伯医会の医師500人以上のつながりは,それらに匹敵する大規模なものです。

会員の分布は関西はもちろん日本全国におよび,しかも何よりも,六甲学院出身という共通項さえあればお互いの顔を知らずとも信頼し合える,強い絆でつながった組織であると感じています。

今後とも,六甲学院出身であることを誇りに思ってこのネットワークをさらに発展させ,社会に還元していきたいと思っております。

なお,今回から代表幹事は,35期の石川二朗となります.36期岩崎幹季,45期大歳健太郎も引き続き幹事にとどまりますので,幹事団ともども,皆様のご指導ご鞭撻のほど,どうぞよろしくお願い申し上げます。

なお,懇親会は引き続き毎年行っていく予定にしておりますので,今まで参加されたことのない会員の方々も,来年以降,ぜひご出席いただければと思います。

(34期 大加戸彰彦)

第25回六甲伯医会懇親会

25回六甲伯医会、写真、15-6-27

第25回伯医会が井尻会長の下、古泉校長先生をお迎えして開催され、そこに参加させて頂きました。久しぶりに参加しましたが、全員六甲出身者だという安心感と懐かしさで、すんなりと皆さんの中に入り込む事が出来ました。私は長い間大学勤務をしておりました。その間、母校をはじめ、秋田大学、滋賀医科大学、大阪大学に授業に行きましたが、必ずと言っていいくらい六甲出身者がいたのを頼もしくも嬉しく感じたのを思い出します。平成20年10月から、神戸市立医療センター中央市民病院に迎えられ、8年目を迎えようとしています。当地に参りましてからも、神戸大学をはじめ、兵庫医科大学、また神戸市内外の病院に六甲出身の先生方が多く活躍しておられ、この間、多くの先生方のお世話になって参りましたが、当地に来させて頂きました事、あらためて感謝致しております。

さて、私たちの学年は、今年六甲卒業50周年を迎え、9月には母校六甲学院に集う事になっています。記念集を発刊するという事で、拙文を寄稿しましたので以下を記載させて頂きます。皆様の益々のご発展を心から祈念いたしております!

「六甲学院の思い出」

思いもかけず、六甲学院卒業以来43年ぶりの平成20年10月から、神戸市立医療センター中央市民病院に迎えられ、8年目を迎えようとしている。しかも、病院の宿舎が六甲学院の坂の中腹に位置していようとは、神様のいたずらには驚かされた!後輩達が坂を上ってくるのを見ながら、彼らの未来に幸多かれと祈るこの頃である。

私が、静岡大学付属島田中学二年の夏頃だったと思うが、両親から六甲中学3年への編入試験を受けるよう言われ、まだ中2の勉強をしているときに、六甲中学の2年、3年の勉強を3か月でするようにと六甲中学の教科書を渡された。数学はまだしも、古文、英訳には手を焼いたのを覚えている。

滝沢君、岩永君と私が編入を許された。六中3年時に編入しびっくりしたことが有る!それは、外人神父(ドカン)が関西弁でしゃべることであった!何れにしろ、中3春から高1の教科書を勉強するので、最初の3か月は皆に追いつくのに必死で、夏休みには、補習授業を受ける科目があったと記憶している。あの頃は、晩熟で身長も低く、前から4番目ぐらいで、漸く、夏過ぎ頃声変わりし始めたのを覚えている。高校1年時の頃には178センチほどになっていた。次第に自信を取り戻し、弓道部に入部し、部活にも気合が入り、友人に恵まれ、楽しい高校生活を送ることができた。

父親の仕事の関係で、転校には慣れていた。昭和27年4月に母親の里の東京から、京都府竹野郡和田村にある保育所に、28年から同村立溝谷小学校に通っていた。雪の降りしきる夜、両親から来年4月から、芦屋市立山手小学校に転校を言われ、ようやく楽しくなってきた田舎の生活に別れを告げ、大都会の小学校に通う事になった。芦屋に来ると私より勉強のできる子が居て、親から叱咤激励を受けたように思う。その年の秋頃、また両親から転校を告げられ、昭和30年4月から静岡県島田市立第四小学校に通う事になった。しばらくは、島田に住むことになり、大井川に魚釣りに行ったり、裏のがけ山に肝試しに友達と一緒に登ったり、焼津の浜に泳ぎに行ったり、真の小学校生活を満喫できた。中学は、静岡大学付属島田中学に入ることができ、県立静岡高等学校への進学コースにいた。この頃、父親は今までの数回にわたる、無医村に近い診療所廻りの教室人事から抜け出し、島田市長の要請で、市立島田市民病院院長に就任していた。ところが、この父親は、あらぬことを考えていた。エチオピア皇帝の侍医に応募していたのだ!京都大学の恩師に報告に行ったが、将来政変の危険性があると指摘され、その思いを断念せざるを得なかったようである。既に市長に辞表を出しての決意であったらしく、新たな職場探しをしなければならず、結果として、その煽りを食って、私が六甲中学の編入試験を受けざるを得なかったわけである。私としては、ここで良き友に会うことができた訳で良かったと思っている。実は、静岡時代に神父になるように勧められた私には、武宮隼人校長、武庫和照S.J.の出会いに特別な思いがあるが、それは50年前の思い出にしたままが良いと判断した。皆様のご多幸を祈念する。

【文責:22期 北徹 京都大学名誉教授・神戸市立医療センター中央市民病院長】