伯友会

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同期会だより

2017年度18期会報告

今改めて感じる「断絶の時代(急激な科学の進歩とノスタルジー的生き方)」
                     

開催:
2017年7月8日(土)
場所:
安っさん
出席者:
井上昭 太田省司 岡部賢一郎 桂田託男 川合弘一 塩入淳平 高橋庸一郎 高原理明 長山光夫 奈良愛一郎 早川和一 廣末雅昭 船井孝祐 道元忠男 山下晴朗 山下輝夫 吉川勝

高校生の時代、英語の授業でサマーセット・モーム、チャールス・ディケンズ、等の作家の難しい文章の一節を読まされ、その中でもジョージ・オーエルの「1984年」の近未来小説を読んだ記憶が蘇りましたのは、このほど「タイムス誌」に「2050年の技術」という未来予想の記事が掲載されたことがきっかけになりました。「タイムス」はその中で、現在のiPhoneの普及隆盛がわずか10年前に世に出た技術であるように、このところの技術の発展スピードの驚異的な速さに驚かせられる状況を背景として、近い将来「ロボット&AI]がこの世界をいろんな側面で変革を呼んで行くのではないかとの予想しておりました。

今回の18期会は、「ハモずくし」の料理で出席率を上げようと意図したのですが、釣果は乏しく、文化度の高い東京からはただ一人、三河からの文化人一人、その他関西の土人合わせて17人と集まりは少々寂しいことになったものの、会合は相変わらずの賑わいでした。

今回の各員の近況報告では、「病気に関する話はタブー」との約束のもと始まりましたが、やはり「腰が痛い、膝の具合が悪い」と百花繚乱、いろいろ治療しているが既存の療法には限界があり、現在開発中の再生医療(ティッシュ・エンジニアリング)の早期実現化を期待していると科学の恵に期待する一方、トランプや英国のブレグジットといった出来事もこうした急速な技術革新が引き起こす経済的地滑りの政治的側面であろうし、将来の「ロボット&AI」が引き起こす労働問題あるいは人間の文化的、精神的側面に与える影響は如何なるものか?一縷の不安を感じざるを得ない近未来であることを痛感する会になりました。

我々のジェネレーションは、高度成長時代を経験し今日の日本を築いてきたとの自負がありますが、このタイムス記事にある「ロボット&AI」技術の発展は、例えば空中で軌道を修正できるフィン付きの弾丸が開発され、隠れている敵を狙撃できると言う、「隠されたものが見える化」することになる(ゴルゴ13もバージョン・アップの必要?)。我々時代のトヨタの製造ラインの見える化による合理化が評判になりましたが、近い将来の科学の進展に一日でも長く生きて味わいたくもなります。

(閑話休題)

我々が国語の授業で勉強した「漢文」に話題を転向しましょう。漢文がいかに「いい加減」なものであるかということを述べて、この報告を終結させたいと思います。論語に「惟酒無量不及乱」とありますが、これには二つの解釈があります。一つは、「惟だ酒は量なし、乱に及ばず」と読んで、「ただ酒には決まった分量はないが、乱れるまでは飲まない」ということ。

二つ目は、「惟だ酒は量として乱に及ばざる無し」と読んで、「酒は量にかかわらず、飲めば必ず乱れる」という意味になる。昔、小生は北京に住んでいたころ、この中国語の「いいかげんさ」を身に染みて体験しました。

タイムズの述べる近未来への対処、心構えと、このAmbiguousというかおおらかな生き方にもノスタルジーを感じるし、我々はかつて昭和40年代に発表されたドラッガーの「断絶の時代」が再来しているのではないかと感じるのは我々だけでしょうか?しかし我々には、武宮隼人校長の教え「永遠なるもの、普遍的なものを静かに考えよう」は、大きな心の支えになるものと確信します。

今回の会の設営に関し、「この年になると、飲み放題メニューは採算に合わないから飲み代別にしよう」ということにしましたが、今回終わってみて(言うていることとやっていることに大きな齟齬がある)予想外に酒代が嵩み会計で青くなったこと 補足的に報告しておきます。

(船井記)

2016年18期会の報告

2016年度18期会を7月9日(土)ニューミュンヘン神戸大使館で開催しました。

18期

本年は22名が参加し、いつも乍らの賑やかな集いとなりました。関東から馬渡君、吉川勝君、長嶺君が、三河のド田舎から長山君らの参加が賑わいを倍加しました。話題は同志それぞれの近況報告、そして我々の了解もなしに先に天国に旅立たれた同志への追悼、最近の中国の無法ぶり、日本の政界の救い難い状況とくに東京都前知事や、西宮県議会議員等に見る極めて程度の低く言語道断な姿への糾弾など誠に賑やかなものでした。

最近では、老人介護に関して「成年後見人制度」について仄聞するところでありますが、その対象になる人は、民法7条行為能力にある「事理を弁識する」能力の有無が問われています。我々同志は皆んな「事理を弁識」することに於いては、まだまだ若々しくその慧眼は鋭く万丈の気を吐いており、その活力たるや感服する至りであります。そして、上記のようなクダラン事象への「我々の結論」は、陶芸家の云う「焼きが甘いと、うわ薬で中毒を起こす」ということになりました。

「我々は六甲での教育のお蔭で“焼きがしっかり”としており、中毒を起こすこともなく正々堂々と青年紳士を保持している」など、自画自賛の花盛りとなりました。しかしながら、正直言って、中には「少し“焼き入れ”も必要な御仁もいるな」と観察していたのは、鉄屋出身の河合君、早川君、船井だけではなかったと忖度しますが?

では、来年は更に多くの同志が集まることを期待して。
また、来年会おう!!

(船井 記)

2015年度18期会報告

日時:
7月4日
場所:
ニュ—ミュンヘン神戸大使館
出席者:
青木、池本、入江、太田、岡部、片岡、桂田、川合、塩入、下川、高田、高橋(庸)、谷川、辻川、中野(都)、長山、奈良、難波(正)、長谷川、早川、船井、道元、村田、山下

かつての「行進の勇者」も今やビヤ樽ポルカの旋律について行くのは、大変なこと!飲み放題のニュ―ミュンヘン神戸大使館での本年の18期会が、7月4日開催された。

24人の勇士が参加し、いつもながらの賑やかな会となりました。各人の近況報告を聞いていると、歳を重ねるごとに想像出来ぬほどの熟成振りで、人によっては熟れ過ぎて歯が抜け落ち、ヒザからボッキリ朽ちそうなご仁も見受けられたが、おしなべて熟成されたワインのように、年々人間性にコクと深さが刻まれているように見受けられました。その中でも遠路関東から参加した入江和朗君、辻川和伸君、高田潤一郎君、美濃からの長山光夫君、そして久方ぶりの塩入淳平君、山下晴朗君らの元気な姿を見て、本当に嬉しく感じました。

飲むほどに,酔うほどに、話題が母校の近況になると、みんなの母校愛は相当なもので、「現今 日本の教育の憂慮すべき状況下、日本の次代を担う人材を育てる為に、母校の存在に大いに期待する」というのが一致した結論になりました。母校に今ひとたびの奮起を促したいという気持ちは、英国の歴史家トインビーが言った「諸文明の没落は、宿命的、決定論的なものでもなければ、天災や外敵の侵入などの災害によるものでもない。それは根本的には「魂の分裂」と「社会の崩壊」による「自己決定能力の喪失」にこそある。」を借りれば、魂の郷―我が母校の健闘を今一度願い、その魂の復活の為にOBとしての力を注ぎたいという決意表明でもありました。ビールの心地よい酔いとともに身体の芯から暖まるような気分を味わいながらお開きになりました。

(船井 記)

18期

18期会開催報告

「粗にして野だが、卑ではない」

2014年7月20日

(船井 記)

元国鉄総裁石田禮助が国会答弁で言った言葉だが、なかなか含蓄がある。

7月12日「安っさん」に於いて例年の会を開催いたしました。全国に分布する110人ほどの仲間に案内をさしあげたところ、90%の方々からいろいろ近況を報せる返事をいただきました。今回は24人の仲間(下記)が参加して、いつも乍らの楽しい会になりました。伊藤整が「真実な人間とは、自己の青春を終えることの出来ない人間だと言ってもいい」と喝破しているが、この例年の集いは各人今なお失せぬその青春を語り3時間の長時間に亘る会になりました。「粗にして野だが、卑ではない」仲間たちを今更ながら貴重なものに感じました。昔から「3人よれば、文殊の知恵」と云いますが、まさに「バカが3人寄れば、3倍バカになった」会合でもありました。

追伸: 最近、新渡戸稲造、内村鑑三の本を読みましたが、彼らの英語力にはたまげました。バカついでに「粗にし・・・」を英訳してみました。

「Rough and wild also,but not indecent」

 

(出席者)

1.青木久夫   9. 高橋庸一郎  17.廣末雅昭

2.井上昭    10.高原理明   18.船井孝祐

3.大杉作治   11.中野都弘   19.馬渡恭三郎

4.太田省司   12.長山光夫   20.村田忠博

5.岡部賢一郎  13.名村良平   21.八代光彦

6.片岡徹也   14.奈良愛一郎  22.安田光宏

7.桂田託男   15.長谷川弘道  23.山下輝夫

8.川合弘一   16.早川和一   24.若林 忠

 

以上