伯友会関東支部28期生沖縄旅行

日時:
2016年4月5日~7日
場所:
沖縄
参加者:
青木茂、芝野耕司、管田恵一郎、谷大二、塚本耕三、野村滋、花岡龍介(順不同、敬称略)

埼玉から沖縄に移住した同期の谷司教を訪ねて、関東在住28期生6名が2泊3日の沖縄旅行をしました。羽田空港を出発して約2時間半後に、那覇空港着いた我々を迎えに来た半袖姿の谷君に会った時は、ああ南国に来たのだなあという感じがしました。

その後3日間、教区のワンボックスカーに乗って7人の元若人の旅行となりました。最初に南部の平和祈念公園・資料館を訪れ、それから戦争中に軍や地元民が使っていた糸数壕というガマ(洞窟)を見学しました。その夜は、与那原の聖クララ修道院に泊まりました。谷君は沖縄でカトリック那覇教区平和委員会の顧問として活動しており、その関係でその夜は平和委員会のメンバーを交えて宴会をし、沖縄の基地問題の話を聴きました。

翌朝、修道院のミサに参加してから、北部の辺野古の海兵隊基地建設反対運動の現場を訪れて、現地で座り込みをしている人々の話を聴き、また高江地区でオスプレイの発着場建設反対のために座り込みをしている人々の話も聞きました。とにかく沖縄の人は粘り強く、自分たちの意見を主張する強い意志を持っているなあという印象を受けました。その日は、名護市のホテルに泊まりました。勿論、夜は地元の人を交えての宴会でした。

翌日は、美ら海水族館に行き水槽を行きかう魚やイルカショーを観て、それからエメラルド色の海と白いビーチのある古宇利島に行きました。最後に嘉手納の米軍基地を観て、那覇空港に到着しました。当日は羽田空港の天候が悪く、羽田に着陸できるかどうか危ぶまれましたが、何とか約1時間遅れで羽田に到着しました。

思えば六甲を卒業してもう45年になりますが、その7人が3日間行動を共にして、大いに語り合えたのが何よりの収穫でした。こんなに密に語り合えたのは、六甲の修学旅行以来だと思います。これが今回の旅行の何よりの収穫でした。

管田恵一郎 記