僕が一番最初に担当した卒業生の福島君(58期バスケ部)から連絡がありました。
福島君は国交省勤務で、一時期カンボジア:プノンペンに赴任していて、
本校カンボジア研修で大変お世話になっている坂野さん(44期音楽部)と面識があります。
その彼が、坂野さんが外務大臣表彰を受けられたと連絡をくれました。
以下の外務省のHPに詳細記載されていました。個人表彰者の68番に先輩のお名前が記載されています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_02653.html
僕の方でFacebookの六甲学院OBグループには共有しましたが、
早速いろんな方々からの反応もあり、坂野さんご自身からの反応もありました。
ご本人はFacebookに
「石崎先生、ありがとうございます。私がカンボジアに来るきっかけを作ってくださったのは、退職された吉村信夫先生と現名古屋教区司教の松浦悟朗神父です。1992年に初めてカンボジアに来てからすでに30年以上が過ぎました。1998年からは、日本の法整備支援事業に関わり、民法、民事訴訟法及び関連法令の起草、立法、法曹養成等の活動を行ってまいりました。2010年に一旦カンボジアを離れ、ミャンマーでの法整備支援に従事した後、2018年からは、当地の司法省のアドバイザーに任ぜられ、現在に至ります。今回の表彰は、私の名こそ挙げられていますが、これまでカンボジアの法分野の発展に様々な形で関わった多くの方々を僭越ながら代表させていただきお受けすることにしたものです。全ての方のお名前を挙げることはできませんが、故森嶌昭夫教授をはじめとする民法起草作業部会の先生方、故竹下守夫教授をはじめとする民事訴訟法起草作業部会の先生方、法整備支援事業にお誘いいただいた故チャエム・スグオン司法大臣、故イ・ダン司法省長官、四本健二神戸大学教授、弁護士の矢吹公敏先生、さらには、アン・ヴォンワッタナ前司法大臣(現国民議会議員)、ヒー・ソピア現憲法院委員長、ユー・ブンレン現憲法院委員、チャン・ソティアヴィ現上院議員、モン・モニチャリヤ現トゥボウンクモム控訴裁判所長をはじめとするカンボジア側の起草委員会の元委員の方々、法整備支援プロジェクトの歴代の専門家の方々、法務省法務総合研究所国際協力部の方々、独立行政法人国際協力機構の歴代の担当者の方々など、のべ100人以上の方々、そしてそれを支えるより多くの方々が今回の表彰の真の受賞者です。当初遠慮しようかと思ったが、カンボジアの発展に関わったすべての人々の代表として頂くことにした」とコメント下さいました。
よろしくお願いいたします。
(文責:六甲学院教諭 48期 石崎 裕二)