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新刊書籍紹介「障害者差別解消法と実務対応がわかる本」

 

書籍名:障害者差別解消法と実務対応がわかる本 ―改正法で民間企業による合理的配慮の提供が義務に―

著者:水田 進(56期)

出版社:中央経済社

価格:2,700円+税

内容:

本書のメインテーマは「障害者差別解消法」です。この法律は、行政機関等や民間事業者が障害者に対して不当な差別的取扱いをすることを禁止し、また、合理的配慮を提供することを求めていますが、特に「民間事業者による合理的配慮の提供」は2024年4月より努力義務から法的義務に格上げされています。そこで本書では、今回の改正法が求める民間事業者への対応をフォローするとともに、そもそも障害者差別解消法とは何か、不当な差別的取扱いとは何を指すのか、合理的配慮の提供とはどのようなものか、どのような環境整備を企業は求められるのか、などといった障害者差別解消法の内容と同法への実務対応をわかりやすく解説しています。本書が、同法の目的である「全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現」に向けた一助となることを願っています。

【水田 進(六甲56期)】

1980年生まれ。京都大学法学部、同法科大学院修了後、2007年弁護士登録(第一東京弁護士会)。

TMI総合法律事務所パートナー弁護士。介護職員初任者研修課程修了、福祉住環境コーディネーター(東京商工会議所)、医療的ケア児支援者育成研修修了(東京都)。