伯友会

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山岳部OB会、総会で活発な山行を報告

山岳部OB会(六甲学院山岳会)では、毎年秋、オッサン(故阪上秀太郎先生)の墓参を兼ねた総会を催しています。今年は11月8日に開催しました。
当日は、長峰墓地に直接向かった会員たちに、前夜からキャンプでたき火を楽しんだグループ、早朝登山組が合流しました。その後、六甲学院生徒研修所で場所を移し、8期森川列会長の挨拶で総会をスタート。国内はもとより、北欧や南米のトレッキングのスライドや動画を楽しみながら総勢21名で会食しました。最後に、会計の28期中家一郎さんが母校立山ヒュッテに魔法瓶を寄贈した旨を報告。次なるターゲットとして、12月の大菩薩山行に期待膨らませながら散会しました。

総会を終えて

総会を終えて

以下、主要山行の報告です。
【南米トレッキング】
17期黒山明彦さんは1966年、南米最高峰のアコンカグア(標高6,960m)南壁の世界第2登に成功。以来、南米に魅せられて、ブラジルに居住されています。
2012年は、1月12日から2月4日まで、名古屋大学山岳部時代の友人とパタゴニアトレッキングに行かれました。
パタゴニアは、六甲学院創立30周年を記念して、1968年12月~69年3月にかけて六甲学院山岳会が遠征隊を派遣。未踏の氷床横断に加え、リソ・パトロン峰を初登頂するなど、会員憧れの地です。登頂者の一人、23期前川弘幸さんも懐かしそうにスライドを見つめました。(同遠征は、山岳会ホームページご参照。
「風の大地」と言われるくらい、強風が名物のパタゴニアですが、天候に恵まれ、ペリトモレノ氷河や鋭い岩峰フィッツロイの眺望を楽しまれました。
また、2013年にブラジル・ペルー・ボリビア・アルゼンチンにまたがり、マチュピチュ、チチカカ湖、ウユニ塩湖、サンタクルス谷と大旅行された折のスライドも披露。
サンタクルス谷トレッキングでは、大雪崩による土石流の現場跡地で、雪崩の威力を実感。地球温暖化により、アンデスのみならずヒマラヤ他でもこうしたリスクが高まっていると思われる、という興味深いレポートを拝聴しました。

ボリビア・アンデスのタウリパンパにて。右が黒山さん

ボリビア・アンデスのタウリパンパにて。右が黒山さん

【北欧トレッキング】
26期小根田一郎さん、30期塩村仁さんは、ここ3年、夏はスウェーデン(ラップランド)のトレッキングを楽しまれています。2013年は王様の散歩道といわれるクングスレーデン沿いにトレースするFjallraven Classicに参加、2014年はスウェーデン最北部のKatterjokkからDossagevaggi谷に沿ってUnna Allakasに至り、Kebnekaise山まで、今年2015はPadjelantaledenを歩かれたとのこと。今年の模様は、小根田さんのプログで紹介されています。
http://rtjacho1.blog92.fc2.com/blog-entry-256.html
総会では、iPodで撮った動画で披露されました。オッサンは8ミリフィルムのカメラで合宿撮影を楽しんでおられましたが、こんな便利な道具ができたんか、と天国でびっくりされているかもしれません。

【八ガ岳山行】
10月9~11日の3連休、23期から34期までの会員が家族も含め総勢17名で北八ガ岳を楽しみました。
六甲時代に南八ガ岳での冬山合宿を経験した会員が多いものの、北八ガ岳は意外な盲点。初日は天狗岳、蓼科山と2パーティに分かれて活動。10日は雨のなか、白駒池へ。深い森と苔が醸し出す独特の情感に全員で浸りました。11日は、ロープウェイを利用し、北横岳と縞枯山に登山。温泉や蕎麦などを楽しんで帰路に着きました。
ところで、山岳部と切っても切れないのが六甲歌集。キャンプの夜はたき火の周りで、雨の日はテントの中で、部歌・部行進曲・立山の歌などで蛮声を張り上げたものです。
今回、皆で囲んだ六甲歌集は、8月に急逝された33期今井啓介さんが大事にされていたもの。今井さんは、大学進学後も山岳部で活躍され、北アルプスや富士山樹海で人命救助にも尽されました。今井さんを偲びながらの熱唱に華を添えたのが、33期辻井俊彦さんの知人、プロのピアニスト・桑山 (緑川) るみさんのピアノ伴奏。辻井さんは、勤務先の都立大塚病院で、患者さんのやすらぎ緩和ケアの一助にと合唱団を立ち上げていますが、その師匠がるみさんです。桑山夫妻や合唱団の安木良博さんも加わったバーベキューも、また良い思い出になりました。
山岳部は34期で廃部になりましたが、家族や知人などにも輪を広げ、今も有志で山を楽しんでいます。

ピアノ伴奏付き六甲歌集大合唱

ピアノ伴奏付き六甲歌集大合唱

(34期 佐藤俊介)

山岳部OB 22期の立山登山

22期の元山岳部員はほぼ5年おきに山で集まっている。2004年10月には摩耶山のシェル道でキャンプをし,2011年5月には信州田沢温泉に行き,今年(2015年)は,北陸新幹線も開通したので立山に行くことになった。みんなで立山に行くのは,高2の合宿以来52年ぶりだ。

6月9日12:30に富山駅に集合した。50年前とほとんど変わっていない地鉄,ケーブルカー,バスを乗り継いで,一面雪景色の室堂平に着いた。30分ほど歩いて,ミクリガ池と雷鳥沢との間にある雷鳥荘に投宿,さっそく,露天温泉につかったあとビールで乾杯。山小屋ではあるが,実質的には旅館で快適である。

翌朝(6月10日)は快晴で07:25出発。6月の適度にしまり適度にくさった雪の上を歩いて9時過ぎに一ノ越着。風がそこそこ吹いているが後立山から槍までよく見える。ここに来るまでにすでに遅れていた,歩くのがいやな投石と腹の出た岩田はここから引き返す。ほかの4人,いまでも日高の沢登りや山スキーをしている岸本,中年登山を着実にこなしている出雲路,自転車ツーリングとマラソンでアスリート体型の飯国,日頃乗馬で鍛えている前田は,雄山へと急な尾根を登っていった。雄山着10:40,縦走路を北へ進んだ。投石と岩田が雷鳥荘の前で昼飯を食べていると,4人が富士ノ折立の下の稜線に現れた。真砂岳の手前の大走り分岐(12:50)から下り,まっすぐに大きな雪の斜面を雷鳥沢へと走り降り,14:40に雷鳥荘に帰着した。

翌朝は一番のバスで下山し,千寿ケ原の立山カルデラ砂防博物館を見学し,富山から新幹線で信州上田まで脚を伸ばし,筑摩山地東麓の岩田の住処で反省会を開き,翌12日の朝,解散した。

下山の朝,雷鳥荘の前で.左から岩田修二,飯国泰男,投石保広,岸本正彦,出雲路敬明,前田正,左側背後の山は大日岳

下山の朝,雷鳥荘の前で.左から岩田修二,飯国泰男,投石保広,岸本正彦,出雲路敬明,前田正,左側背後の山は大日岳